【補正って必要?】

こんにちは。

Crescent雅の会を主宰の怜奈でございます。


よくご質問されることを中心に

着物のあれこれを私なりにゆる〜くお伝えしていこうと思います♪


「怜奈のゆるきもの話」

さて、今回のテーマは「補正は必要なのかな?」

こちらは学生さんから必ずといっていいほど聞かれます。

よくタオルを持参するのを忘れる忘れんぼさんが。。


結論から申し上げると、「あなた次第です💕」


そもそも補正の役割とは…

①美しく着物を着る

②腰紐の食い込みを防ぐ

③汗を吸収する


①美しく着物を着る

人の身体は完全な円柱ではありません。

ボンキュッボン体型だと、余計なたるみやしわが出来やすくなり、

着崩れの原因になります。

ワインボトルをラッピングしようと思った際、

下側はきれいに包装紙を巻くことができますが、

上部の細くなっているところには、シワができてしまいます。

着物もそれと同じです。

くびれた部分にタオルやコットン足して、なだらかな体型へと近づけるのです。

②腰紐の食い込みを防ぐ

着物は、腰紐と呼ばれる紐を使用して着付けます。

補正することで、クッション代わりになり、直接、体に腰紐が食い込むことを防ぎます。

③汗を吸収する

着物や帯で帯回りは熱がこもりやすく、知らぬまに汗をかいてしまいます。

タオルが汗を吸収してくれ、着物や帯への染み込みを防ぎます。


「美しく着たい、着崩れるのが嫌だ」とお考えの方は補正をしましょう!

「めんどくさい!楽して着たい!」そんな方は、無理に補正をしなくてもOK!

補正の役割を理解した上で、ご自身が何を優先するのかによって、

補正の有無を決めましょう。

その方の優先順位に従えばいいのです!


ちなみに私は胴周りは気持ち悪いので必ず補正をしていますが、

胸はその時の気分で決めています。


着物とゆる〜くお付き合いしましょ💕

その方が着物のことを好きでいれて、長くお付き合いできます^ ^


また補正グッズもたくさんありますので、

そういうものを利用されても、いいかもしれません。


私のお稽古では、美しく着物を着ることを最終目標にしていますので、

補正のお稽古はしていただきます✨


今回は補正についてでした♫

Crescent 雅の会

体験を通して、 和を感じ、学び、 楽しむ会